<合わせ>と<離れ>


いかに共振するか

音像共振でも、動きの共振でも、
同じ原理が通用する。

合わせ合わせ、合わせ離れ、離れ離れ――この三つで
共振のバリエーションを、つかむことができる。
それぞれのチャンネル独特の次元数が異なるだけだ。

動きの共振においては、
位置、距離、速度、加速度などの次元が関わる。
音像の共振において、音の高さ(振動数)、リズム、音色などが関わっているように。

サブボディの動きにどう共振するか

他のひとが動いている。その時空にいかに入っていくか。
クオリアを共有すればあらゆるかたちの共振が可能になる。

T.入り口は <合わせ合わせ>

動きのクオリアを共有することが肝心だ。
あとは、つぎのようなバリエーションのうちから、
命が共振したいままに従えばよい。

まず、共振の入り口は同じクオリアを共有することから始まる。
サブボディの動きになりこみ、
同じ姿勢、同じ速度、タイミングをシェアする。
距離は、至近距離から、中間距離、遠い距離をとりうる。
自我の強い人には、潔く自我を捨て他の人に同化するよい訓練になる。

U.<合わせ離れ>と<離れ合わせ>

1.位置――立位なら立位の同じ姿勢で共振する<合わせ>から、
違う姿勢で共振する<離れ>に向かう<合わせ離れ>。
その逆に、違う姿勢から徐々に近づいてきて、
同じ姿勢に入る<離れ合わせ>。

2.速度――同じ速度で共振する<合わせ合わせ>から、
違う速度、速い動きに対して緩速または静止で、
緩い動きに早い動きで共振する<合わせ離れ>、
あるいは<離れ合わせ>。
合わせていて、離れるタイミングを見つけるのが、<合わせ離れ>。
離れていて、合わせるベストタイミングを見つけるのが<離れ合わせ>だ。
どちらもそれが起こったときに微細な感動がこみ上げる。

3.距離――どんな距離で共振するか。
不即不離の間近の距離<合わせ合わせ>から、
中間距離を通って遠い距離まで離れていく<合わせ離れ>、
その逆に遠い距離から近づいてくる<離れ合わせ>。
どちらにも出会いと別れの特有のドラマが成り立つ。

V.<離れ離れ>という多数多様多次元共振

以上の出会い系とは、根源的に異なる共振もある。
サブボディの動きとはまったく別の次元の別のクオリアの動きを対置する。
いや、対置さえしないこともありうる。
ただ、それとは別のあり方もありうるよ
、こうもありうる、こうもこうもありうると、ただただ別のありようを示す。
そういう共振もある。
ひとつの世界に別のクオリアを付加する。
それだけでもとの世界が豊かに多様になる。
宇宙の多様なものはすべて共振していることが分かれば、
1や、2の合わせ系、出会い系のような
見かけの近さや同一性によってだけではなく、
遠さによって共振することができるようになる。
差異によって、差異の多様性によって共振する。
ただただ異なるクオリアが多様になっていく。
生命には出来損ないなどひとつもない。
障害者という概念が無化されるまで進む。
ただただお互いの差異を味わい、多様性を喜び合う。
それが生命の真実なのだ。

そこまで行けて共振の底深いすべてが味わえる。
ほんとうの世界共創が始まる。

だが、まず、1、2の合わせと離れ系から学んでいってほしい。
自我を放棄する<合わせ>を知らずに、
差異だけ対置すると、自我と自我のたたかいになる。
自我を捨てることを学んではじめて共振のすべてに出会えるのだ。



★関連技法→   生命共振瞑想  群体細胞共振 音像共振

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