発明伝染即興

(→群体細胞共振より続く)

4.発明伝染即興

面白い即興のためには、たった二つの原理があればいい。
個々の単細胞は自由に自分の動きを発明する。
同時に他の細胞が発明した動きに自在に伝染される。
この二つだけの原理で多細胞共振を発明していった
群れとしての訓練時代を追体験してみながら動く。
じつに味わい深いことが分かる。
出てくる動きも実に面白いものが次々生まれる。

群れとして生きる方法を見出していくためには、
成員の単細胞はみな自分たちが群れであることを
生命共振によって分かち合っていることが必要だ。
それと同時に各単細胞がそれぞれの独自性を発揮して
生存方法を自由に発明していける環境でなければならない。
群れであることに縛られて発明を忘れたら、
新しい群れとしての生存方法を編み出すことができない。
よい発明が起こったら、ただちに共振によって伝染され、
その発明を自分たちのものとしていく。
類と個の、生と死の、成功と失敗のぎりぎりのエッジをわたる
30億年にわたる長い過酷な実験の中で、
多細胞共振体への新しい生存方法が切り開かれてきた。
発明それとも伝染という即興のルールは、
10年ほど前に個人がもっとも自由になることができ、
かつ群れとしても面白い動きが出てくる
最も興味深い即興ルールとして発見したものだ。
10年経ってはじめて、それを生命遡行瞑想の中で
30億年間の群体生命時代の共振訓練として
位置づけるとぴったりなことに気づいた。

実際、単細胞瞑想から、群体細胞共振を経て
この発明伝染即興をやってみると、
生徒はこれまでのどの例にも増して
自然にかつ生き生きとこの即興を楽しんでくれた。
生徒がこんなに楽しそうに生き生きと即興するのを
始めてみたといっていいくらいだ。
長い間位置づけが分からず、しかし面白いので
握り締めてきたグループ即興ルールが
はじめてその最適の場所を得た。
水を得た魚とはこのことをいうだろう。
とたんに生き生きと生き始めた。


★関連技法→  単細胞瞑想  生命共振瞑想  群体細胞共振

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