変容法 7 からだの底からの変幻


からだの底、あるいは底のからだ、ここには思いのほか豊かな可能性が詰まっている。
からだの闇ではいつも生命クオリアが多次元時空を変容流動し続けているが、
底のほうにそれが静まり返る場所がある。
そこに至れば、どんな不安やざわめきも消えて、
サブボディが自分自身に帰ることができる、そんな場所だ。
参照→「からだの底を見つける」

自然の中、岩陰や木立の元、あるいは部屋の片隅、どんな場所でもいい
自分が最も落ち着ける場所をみつけて、その場所に応じたもっとも落ちつける
底のからだ(ボトムボディ)になる。

そこで死体ほどに静まったら、からだの闇の各層、各部から微妙な変成がはじまり、
なんらかのサブボディに蘇生していく。
思いつかなければつぎのように、8つのチャンネルに沿ってさまざまな異次元に転生していく。

1.からだを蟻が這う
手の甲、首の裏、膝の後ろ、脇の下、指の間、だんだんありの数が増えていく。蟻から大型の虫に変容していく。虫があちこちを食い始める。からだの中、空間にも虫が喰う。虫食いのからだになって蠢き始める。

2.蜘蛛糸で吊られる
細い蜘蛛糸が、額を走る。まぶた、頬、耳、首、肩、肘、膝、つぎつぎと各部が蜘蛛糸で吊られて動かされていく。

3.体腔に空気が満ちる
体底、腹部、胸、首、頭、腕に空気が満ちて立ち上がる。

4.秘眼がひらく
からだの各部に第三の眼が開いていく。肩に眼が開き、相手をにらむ。相手がにらみ返すので、あごで睨み返す。胸、背、腰、脚、あらゆる部位に第三の眼が開き、睨み返す。からだの戦闘態勢の準備が整っていく。

5.体腔秘声がうなりだす
からだの底で、一匹の獣がうなりだす。声なき声で腹がうなる、背中でうなる。脚で、腕でうなる。うなり声の満ちた体になる。

6.秘情で震える
からだに秘められた情動が震えだす。足先が震え、胸が震え、肘が震え、膝が震えだす。

7.秘肌がざわめく
誰かが、秘肌の各層を刺激する。第6層に雨粒があたる。第5層が引っかかれる。第4層が切り裂かれる。第3層が炸裂する。じょじょにいたたまれなくなる。

8.世界が変容する
世界がゆらぎだすのでからだもゆらぐ。深海流に運ばれる水生生物になる。海草、くらげ、波、世界が変わると、自分も任意のものに固化し、液化し、気化して変容する。

9.思い付きが訪れる
指先が夕べの夢を思い出す。ほほを一瞬の思いがかすめる。何かいい思い付きが通り過ぎる。その思いつきに触ろうとする。何を思いついたのか探ろうと首を回す。立ち上がって探す。

――このように、どんなことからでもいい。
思いつく限りの些細なことから、異次元を開いていく。
一つのサブボディが踊り終われば、もとのボトムボディの姿勢に戻る。
ときには別のボトムボディに変わることもある。
そうして、つぎつぎと異なるサブボディが別の異次元を開いていく。
それらの次元がもっとも意外につながるように組み合わせて、<序破急>を見つける。



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