変容法 リゾーミング3 無限細分化


衰弱体に変成するための要件は、
粗大な動きや大雑把な観念に囚われた日常体を脱ぎ、
生死の境で震えている生体細胞レベルの微細な生命クオリアを聴き取れる
微細覚を育むことにある。
そこでは、三次元世界や二元判断を超えた生命クオリアが多次元を変容流動している。
サブボディはサトルボディ(微細体)でもあるのだ。
土方が捉えた「沈理の出会い」とは
その微細なクオリア流動の世界で起こる奇妙な変幻に降りていくことなのだ。
日常意識をとめる調体ののち、灰柱の歩行や転行、這行で起こる微細なゆらぎを
下記の方法で無限に細分化していく。

灰柱の歩行の細分化

絶えず足裏の一点だけが接地するもっとも微弱な踏み足で立ち続ける。
一歩ごとに起こる不安定なゆらぎを、最初は脚、胴、頭の三部位に細分化して歩く。
足裏から立ち上るゆらぎが胴体で軋み、頭部でもねじれる。
頭部のゆらぎが胴体でよじれ返り、脚部で震える。

次の段階では各部位のゆらぎをさらに三つに細分化する。
脚部は足、脚、腰に、胴は骨盤、腹、胸に、
頭部は首、顎、頭に、腕は肩、腕、手に分かれ、
それぞれの部位でゆらぎが変容するのを意識する。
自分ではなくなにものかが変容するに任せそれを透明に見透かす。

さらにもう一段階細分化を進める。
足は踵、足裏、足指に、手は手首、掌、指に、頭は首、顎、顔に、
胴は内臓、舌の付け根、舌先にと、無限に細分化を進めていく。

この細分化を可能な限り微細な生命共振レベルにまで無限に推し進める。
最後は全身60兆の細胞の共振パターンが内クオリアのゆらぎとともに
微細に変化するレベルにまで降りていく。


灰柱の転行の細分化

床を這いずり、転がる姿勢でも同様に無限細分化を深める。
一点とは行かないが、床に接する一線上でロールする。
接地する地面のクオリアが、土なのか、泥なのか水なのか、岩なのか、
虫の死体の上を転がっているのか、母の胎内の中をさまよっているのか、
無神経なローリングではなく、生死の境を転がるからだになる。

灰柱の這行の細分化

床を這うときは、生まれる瞬間の獣や瀕死の生き物のように崩れ落ちる寸前のからだで這う。
支えようとする腕が折れ、脚がひん曲がる。指はねじれ、首は絶えず落ちかかる。
これらが、衰弱体の動きの肉体的な基礎だ。
この秋生徒はこの微細覚が第二の天性になるまで練習を積む。
そうなってはじめて、脳心身の間で起こっているすべての微細な変化が手に取るように分かってくる。
時を超え、自他を超えて、生死の境で震えている衰弱体に変成する。




Google
WWW を検索
subbody.com を検索

調べたいキーワードを、上の検索欄に入力して、[Google検索]をクリックしてください。
お望みのキーワードのあるページが見つかります。

| コメントを書く |メールを送る |サブボディ舞踏スクールホームページ |  

←BACK ■ NEXT→