変容法 リゾーミング1 リゾームになる


リゾーミングとはなにか

リゾーミングとは、リゾームになる技法だ。
ツリー状の日常観念にがんじがらめにされた日常体の心身の封印を解き、
生命とクオリアが非二元=多次元で変容流動するからだになることである。

日常体は、頭から足の先まで階層秩序に囚われている。
よい観念が上の方にあり、よくない衝動がからだの下のほうにあるという
プラトニズムの幻想に覆われている。

日常体の不透明な衣を脱げば
足の裏に希望があり、耳の横に尻の欲望が接続する
リゾームの世界が広がっている。
外界の嵐が胃袋に起こる。
皮膚が反転し飛ぶ膣になる。
何とでも連結し、すぐさま分離できる。
囚われなどない。
共振すればあなたはわたしになる。
少女が喉元を伝いあがる。
足が走る樹々になる。
死者が骨盤に棲みつく。

リゾーミングとは、いたるところで天変地異が起こり、
魑魅魍魎が跋扈する奇想天外なからだになることだ。

リゾーミングの訓練を経て、サブボディ世界特有の
<異次元開畳>を実現できるからだに変成する。

この「変容法」の章で述べることすべてが、
広義のリゾーミング技法である。
だが、まずは自分のからだのどこからでも
あらゆるクオリアのゆらぎが始まり、じょじょに変成していく
狭義のリゾーミング技法の修行・訓練からこの坑道をたどり始めるのがよい。

日常のからだの動きではなく、
まったく別の、無数の奇妙な動きが
からだの意外なところから起こる。
外界のクオリアに反応する外クオリアの動きではなく、
外界と生命記憶が震えあう内クオリアにそのまま従う。
からだの全部位が異次元開畳劇場の舞台となるまで訓練する。

次のように少しずつからだの変成法を練習していく。

1.からだの不可視の深部から変容が起こる

後述の隠微体腔(ヒドゥン・キャビティ)や、
隠微関節(ヒドゥン・ジョイント)など、
人間の日常体が忘れてしまった部位から変成がはじまる
からだになる。
呼吸や体腔音、内臓感覚からの変成、微細な異変から、
天変地異や時空変容にまで展開していく。

2.からだの一端から変容が起こる

足先、指先、頭の天辺など、尖端部からじょじょに変成が
はじまり、やがて変成がからだ全体に波及する。
後述の隠微関節からの変成術を身につける。

3.八覚のいずれかのチャンネルで変容が起こる

からだや動きだけではなく、
眼、視線、見る見られる関係、幻視 などの映像チャンネル、
体腔音、息、隠微体腔の共振音、ささやかれる、幻聴などの音像チャンネル、
想像上の生き物や相手とのかかわりに囚われる、
不可視の相手から動かされるなどの関係チャンネル、
見知らぬ世界に引きずり込まれる、いつのまにか周りの様子が変わっている、
世界から圧迫される、不条理な闘いに巻き込まれるなどの
世界=自己チャンネルにおける変容など、
いつどのチャンネルから異次元が開畳するか、
自分にさえ予期できないからだになる。

4.空間のどこかから変容が起こる

自分のからだやその周辺だけではなく、離れた空間の一部から
異次元が密かに顔を出してくる、不意に不可視のなにかに触れてしまう、
など遠い空間から、異次元が開畳してくる。

5.多彩多様な速度・方向・クアリアで展開する

ほとんど変化がわからないほどの速度で変容していく、突然様変わりする、
地底から、空から、体内から、無数のクオリアが顔を出してくる。

6.次にどんなことが起こると自他ともに一番驚くか、
面白いかをサブボディに聴く。


頭で展開を考えない。<序破急>の理論などにも囚われない。
からだの闇のことはサブボディに任せる。
サブボディにとって、勝手にもっとも面白いことが起こっていくに任せればいい。


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