ヒューマノイド ウオーク
探体法 「軋みと軋み返し」歩行法 「ヒューマンウオーク」より続く)


ヒューマノイド ウオーク

ヒューマン ウオークが身についたら、
その途中でさまざまな部位が、秘関、秘筋、秘腔、秘膜、秘液がさまざまなしかたで軋みだす。
誰が軋ませるのか、外界の何かか、内界の記憶か、体験か、夢か、出会いか、・・・
人生で出会った人への最初の命の反応を思い出す。
出会った出来事に対してからだに刻印されている反応を思い出す。
その反応の軋みと、軋み返しを思い出し、それに従う。
カラだの闇には忘れていた軋みと軋み返しのクオリアが生きている。
それに従いながら人生を遡行する。一歩ごとに一年前の自分を思い出す。
胎児の頃まで遡ったら、やがてそれらが時を越えてランダムに交錯し始める。
軋みと軋み返しが全身の各部位にランダムに波及していく。
自分ではなく、からだの闇のクオリアがからだを動かす。
気がつけばそれらはあらかじめ組み込まれていたプログラムだったことに気づく。
きみは精巧なヒューマノイド・ロボットだったのだ。
軋みと軋み返しを丹念に追うようにプログラムされている。
だが、そのプログラムにバグが生じた。
ランダムに、コントロールできない仕方で軋みと軋み返しがからだを走る。
シズテムエラーを起こしたヒューマノイドになる。
目はあらゆる景色を映しているが共振はないビデオカメラの目になる。
その目の動きも次第に狂ってくる。
全身が壊れたヒューマノイドになる。
心もない。神経も誰かに盗まれてしまった。

なにも珍しいものではない。
現代ではあちこちにこういうヒューマノイドが氾濫している。
自分のヒューマノイドウオークを日々磨機上げていく。
その作業は現代とは何か、
何が人間をヒューマノイドに変形させているのか、を問う作業になる。
その現実に向かって、断然とヒューマノイドの歩を差し向けよ。
きみの舞踏は時に現代の鏡となるのだ。


●関連技法
軋みと軋み返し
石の歩行
山の歩行
ヒューマン ウオーク
ヒューマノイド ウオーク
コラプスド ウオーク

| サブボディ共振塾 ホームページ |  

←BACK ■ NEXT→