深層調体〇番 皮膚呼吸 |
深層調体〇番 皮膚呼吸 1.体底(ボトム)呼吸 静かな場所を見つけ、ゆったり座る。 息を吐きながら、胴体の底(ボトム)の肛門周りと腹筋最下部を収縮する。 最大まで収縮してから、ボトムをゆるめると、自然に空気が体内に入ってくる。 その空気をからだじゅうに送り届ける。 2.皮膚呼吸 からだ中の皮膚が無意識に行なっている皮膚呼吸に耳を澄ます。 体底呼吸を行いながら、吸気のときからだの各部位の皮膚から 空気が流入することをイメージする。 例えば額から空気が入ってくることをイメージすると、 その部分がふくらみ、涼しくなる。 これをからだの各部の皮膚で行う。 からだの各部位で皮膚呼吸していくと、じょじょに外界と体内をへだてる皮膚が 消え、からだの内外を多彩なクオリアが出入りする透明なからだになっていく。 3.多次元重層皮膚呼吸 やがて、空気だけではなくあらゆるクオリアが皮膚を通じて出入りする 透明なからだになっていく。音や光、思い出や夢が皮膚を通じて自在に出入りし、からだの外と内部の境界が消え、自己にも外界にもこだわず、とらわれない透明なからだに変成していく。 4.透明体 皮膚で呼吸し、皮膚を消して、透明体へ変成する。 あとは、命に聴き、かすかな傾性をとらえてそれに従い、ゆっくり乗り込んでいく。 透明な命の動きに従う、静かなサブボディの動きを楽しむ。 命が早く大きく動きたくなれば、それに従う。 自在にサイズ、速度、リズムを切り替えて、多彩な透明サブボディ=コーボディに変成する。 |
★関連技法→体底呼吸 |
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