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サブボディ・メソッド 実技ガイド
調体法 冬場の調体


冬場の調体




この冬は、ヒマラヤで越冬する少数の長期生とともに、

毎日冬場の調体を続けている。

ゆっくりしたペースで固まりやすい腰回りを ほぐすことから始め、

背骨や秘関、秘筋、秘腔、秘液など

一つひとつのからだの踊り場をじっくり掘り進めている。

すると、毎日思いがけぬ発見がある。

骨と骨の間に実に深いクオリアや思い出せぬ生命記憶が潜んでいる。

それらはみないつかは踊りだしたがっている創造の宝庫なのだ。

じつはこういうゆっくりしたペースのほうが

命の秘められた創造性を発揮するのによいことに気づいた。

今年の授業記録を読み返すと、なんと今やっているペースの数倍の速度で

毎日目先を変えて、あまりに多彩な練習をやっていたことに気づいて愕然とした。

わたしの最大の欠点は急ぎすぎることにあるのだ。

ランナーだった若年の過去生の習癖が未だに続いている。



来年はこういうゆっくりしたペースで歩いて行くことに決めた。

少しずつ今毎日やっていることを紹介していこうと思います。

来年以降に共振塾に参加しようとしている方はもちろん、

一般の方にも冬場の体調をととのえ、からだの闇に埋もれている

思いがけぬ創造性に出会えるものなので、ぜひ暇な時に試みてください。


まず、初回は仙骨と腸骨と呼ばれる左右の骨盤の間の

仙腸関節を開く調体から始めます。






1.仙骨三元


座位あるいは立位で、仙骨を3次元方向に回します。

水平次元、矢状次元、戸板次元の三方向にできるだけ綺麗な円を描くように回します。

時計方向と反時計方向の両方に十回ほど気持ちよくなめらかにまわるまで回します。

数える必要はありません。

からだが気持ちよくなれば次に進めばいいのです。



2.腸骨三元



同様に左右の骨盤を三次元方向に回します。

座位の場合は少しからだを傾け、回す腰と反対側の手をついて支えます。

立位の場合は脚を前後に開いて、前側あるいは後ろ側の骨盤を回します。

日によって、座位で始めるか、立位でやるか、その日のからだに聴いて決めます。



3.脊椎三元





腰椎5番から1番まで、順々に三次元方向に回します。

はじめは、5番を水平次元に回せば、4番は矢状次元、3番は戸板次元というふうに

変化をつけたほうが、違いがくっきり分かるので、この方法をお勧めします。

最初は5番と4番の区別もつかないかもしれませんが、

毎日続けているうちにそれぞれの脊椎が持つ微妙な感触の違いが腑に落ちてきます。



胸椎12番から1番まで、順々に三次元方向に回します。

やはり12番を水平次元に回したなら、11番は矢状次元、10番は戸板次元というふうに

変化をつけて順々に上がって行きます。

11番と10番の微妙な味わいの違いなども続けているうちに

じょじょに感じ分けることができるようになるので気長に続けてください。



頚椎 7番から2番まで、同様に3次元方向に回していきます。

頚椎2番と1番は、軸椎、環椎いるようにという特別な名前が付いているように

特殊な形をしています。

その特性を味わうために、頚椎1番の環椎は、脱力して左右に向けます。

’No’の合図になります。



環椎には両側に突起がでていて、その上に頭蓋骨の両耳のくぼみが載っています。

脱力して頭を前後に傾けてください。’Yes’の合図になります。



これを毎日続けます。

12月はこの脊椎三元を一時間ほど時間をかけてたっぷりやることからはじめ、

毎朝二時間ほど調体を続けてきました。

続けていると固まりがちな冬場のからだがほぐれ

一日の調子がとても良くなってきます。

 

 

  

 

 参考記事 ⇒秘関

 

 

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