呼吸法4 微細呼吸

口腔・鼻腔内粘膜の細胞呼吸を味わう



十分にゆらぎ瞑想八方ゆらぎなどで日常体を鎮めた後に行う。

からだじゅうに気持ちのよい体感が満ちてくるまでゆらぎ続ける。
心地よさが満ちてきたら、ゆらぎの速度を突然超緩速に落とす。
とてもゆっくりした速度でゆらぎながら、
口をぽかんと開け、鼻と口からゆっくりと少しずつ呼吸する。
呆け顔になって、思考を止め、からだに聴きこむ。
新鮮な空気が口腔や鼻腔の粘膜細胞に触れたとき
各細胞がどんな反応を発するかに耳を傾ける。
とても微妙だが強烈なことが起こっている。
粘膜の細胞という細胞がざわざわと騒ぎ立てている。
なんらかの信号を他の細胞に向けて発している。
むずがゆい快感、しびれるような恍惚、
微妙だがまぎれもなく
なんらかのクオリア伝達物質が発せられている。
それが全身に伝わり、全身が気持ちよいクオリアに包まれる。

細胞たちは何を感じているのか、
何を思い出しているのか、
それらをたっぷり味わい楽しむ。

自分が人間であることを忘れて、命が何億年も前に、
クラゲやクリオネやヒドラのような
腔腸動物であったころのことを思い出す。
それらの生き物になって口腔呼吸を味わう。
口腔の形を変形し、腔腸動物になりこむ。
口腔だけではなく、体腔も変容し出せばそれに従う。

われわれの命は長い長い時間を海の中で漂っていた。
陸上で過ごしてきた時間よりはるかに長い時間を。
だから誰でも意識を止めれば思い出せる。

命に聴く。
どの頃ががいちばんよかったかい?
命の望む好きな生き物に変容していく。
ときに粘菌、ときにアメーバ、
日によって命が帰りたい時代は変わる。
サブボディになりこんで、
生命記憶の世界の旅がはじまる。

からだの闇への大きな坑道が開く。
ここがきみのサブボディの原生体への入り口だ。



| コメントを書く |メールを送る |サブボディ舞踏スクールホームページ |  

←BACK ■ NEXT→