原生体感瞑想・歩行

●原生体感瞑想


1.目隠しをしてゆったりと座りゆらぎ瞑想に入る。一呼吸ごとに自分がどんな姿勢をしていて、からだの各部でどんなクオリアが感じられているかに耳を澄ます。呼吸、からだのふくらみ、内呼吸、温感、重さ、筋肉・関節の緊張と緩み具合、体液の味わい、それらのクオリアがどう変化しているかを聴く。

2.姿勢を変える。そのときに起こるクオリアの変化、影響、脈絡を聴く。脚を伸ばしたり、ひざを立てたり、手を突いてからだを支えたり、横になって片足を胸の前でかかえたり、四つになったり、中腰になったり、さまざまな姿勢になるたびに起こるクオリアの微細な変化やからだへのひろがりをキャッチし味わう。

3.立ち上がり、目隠しをしたまま、ひとつの窓かドアのところまで見当をつけて進む。見つけたら戸を開け、外界の空気を吸いこむ。外の音や風を味わう。からだのクオリアとの共振を咸じる。

4.じょじょにそれらすべてをからだに起こっているひとつのこととして統合して捉える。細目のチャンネルに分化する以前のからだに対する統合的な原生体感が目覚めてくる。目で見なくてもからだと周囲の間で起こっているすべてのことが手に取るようにわかるようになる。


●原初体感歩行

5.目隠しをしたまま外界を旅する。最初眼を開け、5〜10分で行き付ける歩行コースを確認し、なかほどの一箇所にコップに水を入れて置く。目隠しをして想定したコースを原生感覚を全開して歩く。さまざまな想像や妄想が闇の中から立ち上がってくるのを味わう。目当てのコップを見つけたら、水を飲み、一服して気を落ち着けてから残りのコースをたどって帰る。

6.庭の両端に二組に分かれる。両方の組から一人ずつ目隠しをして相手に向かって歩きだす。中ほどで相手を見つけると不触不離の皮膜の距離で相手のからだの各部のクオリアを味わう。闇の中にからだをまさぐりあうデュエット。数分後、皮膜タッチのデュエットを続けながら、どちらか一方自信のあるほうが自分の出発した地点まで相手をいざない、戻ってくる。

7.部屋に戻り、目隠しをして灰柱になって歩く。じょじょに足裏、膝、腰をゆるめもっとも弱い立ちかたになってゆらぐ、衰弱体の歩行に移行する。闇の中のさまざまな魑魅魍魎にからだをいたぶられながら歩く。

8.20分間の探体に入る。統合的な原生感覚を保ったまま、からだの闇から立ち上がってくるサブボディの序破急を探る。

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