瞑想法1 ゆらぎ瞑想

静かな一人きりになれる場所を見つけて座る。
足は自由にあぐらなど楽な姿勢で。
椅子でも立った姿勢でも安全な場所を歩きながらでも結構です。
息を吸いながら背筋を伸ばす。
息を吸う時、頭のてっぺんから背骨が見えない糸で空に吊るされていると感じると
楽なからだになれます。
ハァーッと息を吐く。鼻から、あるいは口から。
吐くとき糸に吊らされた背骨はそのままで、その他のからだ中の細胞が脱力して地球の中心に向かって落ちていくと感じる。
これを数回繰り返すと、ぐんとリラックスできます。
呼吸をしながら、身体中の細胞が微妙にゆらいでいるのを感じます。
基本的にはこれだけなのですが。はじめはからだがしこったり緊張したりしているので、
なかなか自然なゆらぎに耳を澄ますことができません。
はじめは、つぎの時計ゆらぎでからだの緊張やしこりを解きほぐすのがいいでしょう。

時計ゆらぎ

静かに長い呼吸をしながら、船にのっているとイメージする。
自分ではなくて船が前後にゆれるのでからだがゆらされるにまかせて、前後にゆれる心地よい体感を味わいます。
心地よい前後のゆらぎが楽しめるようになったら、いろんな方向にゆらいでいきます。
大きな時計の中心に座っているとして、はじめは12時−6時方向にゆらいでいます。
船のゆらぎが1時−7時方向に変わるので、からだもそれにつられて斜めにゆらぐ。
2、3回繰り返したら、次の2時−8時方向に船のゆらぎが変わっていく。…
気持ちよい速度と振幅で、順次時計にそってゆらぎが変わっていくのに従います。
思考や心の内語が無意識的に出てくることもありますが、
それらが出てきたら、「いまは思考はおやすみなさい」とそっとお別れします。
言葉を使っている状態の脳ではこれから入っていく
もっとかすかな体感流動の世界に耳を澄ますことができないからです。

ランダムゆらぎ

やがて時計の数を数えるのが面倒になってきたら、ランダムなゆらぎに移ります。
からだのゆらぎたいままの速度とおおきさにまかせてください。
大きくゆらいだり、ゆっくりゆらいだり、
今日のからだにとって一番心地よいゆらぎを見つけます。
しばらく続けていると、持ちのよい体感がからだに満ちてきます。
その心地よさに心身をあずけてゆらぎつづけます。
そのうち、顔も緩んでくる。
口をだらんと開けたくなればそうするに任せる。
目もうつろになる。
うつろに虚空をさまよわせるといい。
続けていくと、えもいわれぬ快感がからだを駆け巡りだします。
日ごろは気づかないからだのいろんな場所のかすかな感じを味わいます。
こわばっていたり、緩んだり、温かく感じたり、寒くなったり、
重くなったり、軽くなったり、
ごくごくかすかにいつもからだの感じが変わっているのに気づくと思います。

微細ゆらぎ

かすかな心地よい感じがからだ中に満ちてきたら、
突然ゆらぎの速度と大きさを最小限に落とします。
からだの中のかすかな体感の変容流動がもっと微細に、しかも多彩に感じられるようになります。
わたしたちのからだは60兆の細胞からなりますが、
それぞれの細胞が外界のいろいろなものと微細に共振しています。
重力、空気、温度、光、音、匂い、……
それらの物理的なものだけではなく、
細胞内に保存された無数の生命記憶とも時を越えて共振しています。
それらをこころゆくまで味わってください。
からだ中で起こっている微細な体感の変容流動に耳を澄まします。
味わっているうちに楽しくなってきます。
からだの中にこんなにいろんな感じの変化が刻々と起こっていたなんて!
そう、そこはとても味わい深い劇場なのです。
ときには忘れていた昔の体感がよみがえってきたり、
思い出せなかった記憶がよみがえってきたりします。
夢の中にいるように感じるかもしれません。
小さい頃の記憶がふと思い出されることもあります。
浮かんでくるものをとっぷり味わいます。
からだの闇の中で繰り広げられているゆらぎの劇場の主役兼観客になったつもりで楽しんでください。
楽しみながら命に聴きます。
「今日はどんな動きをしたいんだい?
どんなことでもいいんだよ。
人間と違って命は全くの自由なんだから」
もし、からだのどこかがかすかに動きたくなったら、
どんな動きでもそれに心身を預けてついていってください。
伸びをしたくなったら伸び、捻りたくなったらねじってみる。
ふるえやうねりや突飛な動きがでてきたらそれに従う。
からだの奥にくぐもっていた見知らぬ自分が出てくるかもしれません。
なにか人間以外の動きが出てくるときもあります。
からだから勝手に出てくる動きに心身をあずけていろんなものになりこんでください。

それがサブボディです。ようこそ。

毎日このゆらぎ瞑想をすこしずつ続けていくと、毎日サブボディの様子が違うのに気づきます。
ときには、思いがけない気づきがやってきたり、
とんでもない創造のヒントをくれたりします。
共振塾では一年間これを続けてからだの闇を旅し、自分自身の踊りを創ります。
自分で創るのではなく、からだの闇の命から出てくるものに身をあずけるのです。
ひとたびサブボディに出会えば、生涯の友達になります。
サブボディは忘れている命からのメッセージを届けてくれる使者です。
命とひとつになれるまで続けてください。


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