April 2017
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サブボディ共振塾ジャーナル
 
生きている熊 ダラとシーラス
バレエ崩し アヤとリディアンヌ
 2017年4月30日

これが序破急の<破>だ!

ともにブラジル出身のアヤとリディアンヌによるこの「バレエ崩し」は
とても明快な<破>を持っている。
まず、<序>で、バレエのユニゾンデュエットを見せ、
<破>でそれを見事に破壊した。
<破>は<序>の世界の破壊である。
序を破って、異次元を開畳するのが<破>である。

先週末の公演は、踊り手が自分の最初のアイデアか、
増えてきた観客を楽しませようとするようなアイデアに囚われて、
透明さを失った踊りが相次いだので、とりわけこの序破急が目立った。
<破>とは何かを知らない人はこの踊りの序破急から
それを学んでほしい。
<破>とは<序>の世界で踊る自分を破ることだ。
自分を驚かせるような<破>が必要だ。
自分自身を驚かせることができないような踊りが、
どうして観客を驚かせ、その生命をふるえさせることができるだろう。

土方は「静かな家」でそれを
<孔雀!>と呼んだ。
友人宅に招かれたとき、庭にいる孔雀にいのちが驚きふるえた。
そのいのちの震えが<孔雀!>であり、<破>であり、
<花>を咲かせる要素となる。

思考を止め、
24時間の透明覚を身につければ、いのちに覚えのある
<孔雀!>は無数に見つかる。それが<花秘謎>の資源となる。
いのちにとってもっとも大事な<花秘謎>を、世界とシェアするのが舞踏公演だ

5月からは、おのれの創造の必然性を探り、深める。
この間探体してきたすべてのサブボディ=コーボディを統合し、
一ヶ月をかけて全生を踊る1時間の踊りを創り、序破急を成就する。








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 暗い穴から アレックス
 
 
 2つのトリオ
フレダ・葉子・ビシャール、ダラ・香織・シーラス
 
 3つのソロ 
エミリア、アレックス、イザ
 
 三つのデュオ 
アヤとハイメ、ダラとリラ、ナイリートとハイメ
 
 壊れた鏡から アンナレナ
 
 濡れおんなと電波男 パメラとホンザ
 
 昇華する怒り ピラー、リーとコーボディ
 
 幕の前後 シーラス、ホンザ、ナイリート、アンナレナ
 2017年4月22日

収穫の四月

この四月は毎週のように驚くべき収穫が相次ぐ。
昨日の定例公演は12作、延べ3時間を超えた。
ここでは、従来の振付家や演出かといったツリー状の役割なしに、
生命共振だけでどこまでやれるかという
リゾ―ム型の創造技法の可能性を探る実験を続けている。
今のところ互いに創意工夫を重ね、それが良い刺激となって共振し、
全体として多様性と味わいを同時に深めている。
昨日の劇場はここ15年間でももっとも創造性にあふれたものとなった。
もう単独の振付家には決して追いつけないレベルにまで達している。
だが、驚くべきはこれがまだ序盤から中盤にかかったところだという点だ。
次の舞踏祭までまだ一月半もある。
創造が深まれば、個々人が直面するエッジやカオスが非二元の深淵に近づき、危機も深まるのは常だ。
どんな思いがけないことが起こるか、予断を許さない。
その兆候はかすかな心身異変となって訪れる。
実際、わたしの火急の超自我がわたしを乗っ取り、
無駄に皆を急き立てる事態も起こっている。
24時間の調体・脱自・透明覚を根気よく続ける以外ない。



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森の コーボディ・シェア 
 2017年4月21日

森のコーボディ・シェア

共振塾から1時間ほど山を登ったところにある森で、
各自がどんな世界で踊りたいかをいのちに聴き、
それぞれの世界をコーボディで共創した。
これまでの群れや森や石庭などの範疇に入らない
多彩なコーボディが次々続々と出てきた。
期末の舞踏祭では各自が1時間のソロと1時間のコーボディ作品の
ふたつを創る。
それを豊富化するために、来週からはもっともっと
多彩なコーボディが溢れ出てくるような授業を発明しよう。
それにしても、いつのまにこんなに自然に多彩なコーボディが
共創されるようになったのだろう。
どうしてコーボディを編み出したらよいか、五里霧中だった
数年前の闇が嘘みたいだ。



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ダリの家 アンナレナとコーボディ
 
熊は去った ダラとアンドリュー
 
ライフ ア ライフ ピラーとコーボディ  
 
愛のもつれ―あなたを愛している 香織、
ビシャールとコーボディ
 
 5つのソロ 葉子、ナイリート、ピラー、ハイメ、リディアンヌ
 
ストレンジ カフェ  
 
 カングラ夢の破片
 
 LWO ダラ
 
からだ織り リラとコーボディ  
 
序曲 アンドリューとダラ
 
 黒い火 イザ
 
 水とナイフ ハイメとピラー
 
 コ―ヒーとタバコ アンドリュー、ダラ、フレダ、ナイリート、葉子
 
溶けていくときに
アレックス、アンナレナ、リディアンヌ、リラ  
 2017年4月7日

X還元シェア

土方の「Xによる還元と再生」技法を使って、それぞれの削減体を見つけた。
日常体から、何かを差っ引く、それが削減体だ。
土方の数々の衰弱体は、Xによる還元技法によって生み出されたものだ。
ここではすべての塾生がそれぞれのX還元世界を創造する。
それを分かち合い、ノマド・リゾーム(Nomad Rhizome)によって移動しながらそれぞれの削減世界を共創した。
粗大な動きを差っ引いた
微細動の世界、速度を差っ引いた超緩速の世界、柔軟性が差っ引かれた崩壊体の世界(癇の花の世界)、おおくは微細すぎて言葉では言い表せないものが多いが、さまざま<剥製の春>のバリエーションが次々と生まれてくる。
粗大な動きが差っ引かれると、互いの共振も微細レベルになる。
もっともっと耳を澄ませなければ聞こえない。
目や耳では追いつかない。いっそそれを閉じて、大きな額の目をひとつ。第三の目とは、すべての皮膚や秘膜が目になり耳になるということだ。土方はこれを
<皮膚への参加>と呼んだ。

じょじょに、未踏の生命の舞踏へにじり寄っていく。





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 アンサンブル ヒマラヤ
 
3月の収穫
 
 ママの留守に アンナレナ、リラ、葉子
 
 黒い疾風 アレックスとハイメ
 
 羊と蜘蛛
 
ヒマラヤの川でのノマドリゾーム  
 
舞踏公演 毎金曜日3-5時
 
 舞踏ジャム 毎土曜日 6-8時
 
 共振ダンス 4月