July-August 2015
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サブボディ共振塾ジャーナル
Hungary 2015
 
2015年8月31日

壁を越える共振リゾーム in ハンガリー


ハンガリー第二週目は、各種の障害を持つ人々と健常者混合の共振リゾームワークショップとなった。
内と外に半分ずつ耳を澄まして、各自が自分のサブボディを踊るか、
他の人の動きをコピーするかという極めて単純な共振リゾームの原理が、ここでは十全にうまく働いた。からだの不自由さに応じて、コピーのサイズや速度は自由に縮小してもいい。同じ仕方で共振するも、違った仕方で共振するも自由。
最終日は近くの博物館の好意で、その広場で踊った。
会場となったセント・アンドレの街は古い石畳の道ばかりの歴史的保存区で、車いすでは動きがとれない道路だったからだ。
三人の車椅子ダンスカンパニーのダンサーは、健常者と一緒に踊るのははじめての経験だといった。みんなの顔が輝いているのを見てください。これがいのちの本当のあり方だ。
これからは、この方向に大きく踏みだそうと思った。
だれもが生きやすい未来を実現するためにそれが求められている。


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eX...it! 2015
 
2015年8月21日

交換舞踏ワークショップフェスティバル eX...it!15


第一週目は8人の舞踏家が、それぞれワーウショップを開き、全員が経験した。
わたしは分離連結自在な共振リゾームに焦点を絞った。
多くの若者が狭い舞踏概念に阻まれて、よく似た動きしかしないのを
何とか打ち破ろうとしたが、短い期間では意識を止めサブボディモードに導くのが難しかった。
多くの情報がとびかう中では意識が休むヒマがない。
このような都市的情報環境下では、
まず内語(無意識に立ち上ってくる体内言語)の存在に気付き、
気づいた瞬間それを止めるというワークからはじめる必要があることに、
終わってから気づいた。
つぎのハンガリーのワークショップはそこから始めた。
あらゆる困難な条件で、新しい発見がある。



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 Chaos at Potato Ferment Factory
2015年8月21日

ポテト醸造工場での混沌


eX...it!の二週目は80人の踊り手が4つのグループに分かれて
それぞれ20分の踊りを創った。
他の3つのグループは、竹の内敦、中島夏、和栗由紀夫さんが振付作品を創ったが、
リーと海生まれ由美さんのグループ17人は元じゃがいも醸造工場で混沌を踊った。
わたしは振付家ではなくサブボディの産婆なので、
ただ調体と探体だけをガイドして、踊り手のからだからどんな踊りが出てくるかに耳を澄まそうとした。
リーとコンビを組んだオーストラリア在住の海生まれさんは日常と非日常の間の変容を試みたいと、
踊り手を偏執的な掃除屋さんと、うわべ笑いの人と闇を抱える人という3つの役割に分けて踊りを創った。
わたしとは真逆の演劇的なやりかただが、そのやりかたとサブボディを共振させることで、
十分な混沌の種になるだろうと見守った。
わたしはただその日常非日常の世界の、さらに深部の床下から背後世界の死者が躍り出て、
日常界の人と見えない共振をするという設定だけを加え、ただただとんでもない混沌を生み出して
その中で各自の闇を探ってもらおうとした。
たった4日間の製作期間で、どこまでやれるのか分からなかったが
このグループの人は混沌の中でもっとも各自の創意工夫や夢を発揮して存分に苦しみ楽しんでくれた。
泣き叫び、鎮め合い、怒りや性交時のよがり声が飛び出すなど、情動と創意が交錯し、
実にさまざまなことが起こった。
わたしの中でも奇妙なねじれが起こり、予想外の内視盲点の発見につながった。
無意識裡の引き寄せと遠ざけが、共振によって大きくねじ曲がる現象に気づかされた。
それらもすべてからだの闇の未知なる混沌から出てきたことだ。
この混沌の体験がからだの闇で発酵して新たな創造に結びつくのは何十年も先のことだろう。
それでいい。



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2015年8月19日

声と音とサブボディの共振実験 ドイツの舞踏祭eX...it!15
にて

ドイツでの交換ワークショップ舞踏祭の二週目、
ミュージシャンとして参加していた古い塾生のゴルカがちょっとした実験をしたいと言ってきた。
現場に行って尋ねると、いつもどおりサブボディへのガイドと、自由に声を出してほしいという。
幾人かのミュ-ジシャンと、シヴ、ホンザ、ジョナサン、サンテリ、パメラなど古い塾生や
同じグループとなったダンサー、ナディン、エリサ、ヘンドリック、ヒューゴ、アンドレアスらが共振して踊った。
たった十分の実験だったが、今後の可能性を開く面白い体験となった。
このeX...it舞踏祭ではほかにも塾生たちの実験や発明をシェアすることができた。
ホンザは体内音と動きの共振装置を発明し、幾人かの塾生が体験した。とても斬新な心身体験となった。彼はこの装置を後期の共振塾に持ってきて、実験を深めることになった。
ロバートはほかの塾生にベルメールやベーコンの絵を見せて
それに共振して踊る舞踏ビデオを創った。
この舞踏祭は、塾生が多方面に精力的な坑道を掘り進めていることをわかちあう豊かな邂逅の場となった。
1,2年のうちに第1回世界サブボディ総会を開く企画が進んでいる。
おたのしみに!

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 "Yamazaki, Rebon as Resonant Rhizome! ver. 8 in Germany"
Rhizome Lee and cobody
2015年8月14日

山崎、共振リゾームに転生!ver.8 in eX...it! ドイツ

eX...it! の舞踏祭の初日、わたしは8名の塾生とともに、
8回目の『山崎、石もてわたしのからだを打て!』を踊った。
シヴ、ホンザ、ピア、ジョナサン、サンテリ、ロバート、パメラ、ハイメ、が踊り、ロベルトとジョルディがビデオを撮ってくれた。
再来年2017年の10月8日に、山崎博昭の50周年慰霊碑が東京羽田に建立される。そのときに踊る踊りをこの二年間各地で育て上げてきたが、
今回の塾生との踊りでは、わたしが山崎石を叩いていると、
死んだ山崎が各国の踊り手のからだに変成して踊りだすという
生命共振の道筋が見えてきた。
そう、この二年間で、この踊りは『山崎、共振リゾームに転生!』へと成長を遂げた。
あと二年、2017年の日本ツアーまで、この踊りはまだまだ生成変化を続けていくだろう。



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 Workshops in eX..it 2015
2015年8月9日

交換ワークショップ in eX...it! 15

eX...it! はおそらく世界最大の舞踏祭の一つだろう。
参加者は世界各国から80名。うちサブボディスクールの塾生は13名。シヴ、ホンザ、ピア、ヴァネッサ、ジョナサン、サンテリ、ロバート、パメラ、ハイメ、ファブリシオ、そしてビデオ・カメラスタッフにロバートとジョルディ、ミュージシャンとしてゴルカなど、ひさしぶりの古い塾生が一堂に顔を合わせた。
第一週は中島夏、和栗由紀夫、海生まれゆき、リゾーム・リーなど8名の振付家(リーは振付家ではなく産婆だけれど)によるワークショップを全員が体験した。
そして今日、80名が4つのグループに分かれて2週目の踊りを共創することになった。
初日のデモンストレーション公演は、共振塾塾生総出のリゾナント・リゾームから始まった。(後日紹介します。お楽しみに!)



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サマーワークショップ 2015 in スペイン

Resonant Rhizome in Spain
 
2015年8月12日

川辺での共振リゾーム

ゴンザロは木の上から踊りだした。彼が岩の上に降りてきたとき、
突然リーのからだが共振して動き出した。
石を川に投げ込み、からだごと飛び込んでいた。
踊りで一番面白いのは、こういうふうに
からだが勝手に踊りだす瞬間だ。



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2015年8月3日

洞窟での共振リゾーム

アルゼンチンのカルロスは、巨大な岩を見つけて踊った。
そして、このワークショップを準備したジョナサンと幾人かは
その岩の下の薄暗い洞窟で共振リゾームになった。
裸で冷たい水にからだを浸し、じっくりと染みこむ冷たさと共振した。
洞窟で休みをとっっていた多くの蝶の群れが驚いてはばたき
飛び回って共振した。



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2015年8月1日

寝室での共振リゾーム

参加者たちはいたるところで共振リゾームへの変成を楽しんだ。
ロサをはじめ何人かの女性は山荘の寝室で
めいめいのリゾームに生成変化して踊った。
いのちがツリーから解き放たれ、共振するリゾームになる瞬間
思いがけない驚きとともに固有の共振美が出現する。
そう、だれものいのちは共振リゾームになることを潜在的に望んでいる。そして、まってましたとばかりからだごとの変容を楽しむのだ。





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2015年7月30日

スペインヒマラヤの急流における共振リゾーム 

スペインでの共振リゾームワークショップのはじめての試みは意外なほどの豊かな収穫とともに成功裏に終わった。
その模様をご紹介します。
まずは、スペインのヒマラヤの急流で、参加者のだれかのクオリアに共振して流れ落ちた最終日の共振リゾームから。
ツリー状の階層秩序から解放されたいのちの輝きを味わってください。
この後、そのほかの写真・ビデオを逐次ご紹介していきます。
お楽しみに。




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