May 2013
←BACK  ■  NEXT→
サブボディ共振塾ジャーナル
 
 2013年5月28日

闇の深さ・アンネリとコーボディ


アンネリは、闇の中でフラッシュライトだけを使った
実験を繰り返した。
闇の中で見えないものが、
ほのかに見え始め、また闇のなかに消えていく。
ときに闇の中から光が踊り手に襲いかかる。
互いに見えるか見えないかのぎりぎりの光量で照らし合う。
ときに踊り手が重合して大きな生きものに変容する。
不可視のものを踊るには、この境界線上での実験が欠かせない。
アンネリは、ビザの都合で舞踏祭の前に出国しなければならないが、
生徒たちは彼女なしにこの実験を深め発展させる予定だ。



『共振塾ジャーナル」をもっと読む


 
 2013年5月27日

カフェでの自由共振


金曜日の最後は、ピアノのある近くのカフェに移動して、
自由共振となった。
マリアンヌがピアノを弾き、ほとんどの生徒が踊った。
これも生徒のひとりの提案によって、
彼女の世界をシェアしようとする試みの一つだった。


『共振塾ジャーナル」をもっと読む


 
 2013年5月25日

Sp=FB/Me (魂=おそれと鳥÷自己) ハビエールとコーボディ



ビザの都合で先にインドを離れなければならないハビエールは
一足先に今期のサブボディ=コーボディを統合した。
舞台の真ん中にガーデンテーブルを吊り下げ、
透明ラップで覆って、
胞衣に覆われた宙吊りの胎児になってはじめた。
自分の誕生がなにものかに守られていたこと、分娩前後の
おそれと飛翔が自分の魂に関連していると直観した彼は
それをからだで探求しはじめたのだ。
誕生の前後にホンザ、ジオ、クリスチャン、リサらが
それぞれの絡み方でデュオを踊った。
1時間近い濃い踊りは観客の胸を打った。
命ならば誰もが共振せざるを得ない舞踏だった。
この探求は始まったばかりだ。
まだまだ深まっていくだろう。

舞踏の初期にそれを見た埴谷雄高が
「胎内瞑想」と呼んだことは有名だ。
埴谷自身も獄中獄外で行った胎内瞑想から
彼の思想を編み出した。
土方はその処女作「種子」以来、
延々と胎内回帰をする舞踏を繰り返した。
それは彼の幼児期の飯詰体験ともつながり、
立てないからだを踊る衰弱体の発見をうながし、
動けないからだから気化した魂が死んだ姉と交感する
最後の『静かな家』に到るまで探求し続けた。
大野一雄もまた80代の『わたしのお母さん』で
胎内回帰して延々と闇をまさぐった。
わたしを含め多くの共振塾生も胎内遡行を試みてきた。
そう、これは誰にとっても踊りに値する闇なのだ。



『共振塾ジャーナル」をもっと読む


25 May 2013 

Sp=PB/Me (Spirit=Protection of Birth deveded by me) Javier and cobody


Javier integrated subbody=cobody ahead, because he has to leave India by visa condition.
He created a hunging womb in the center of hall, and danced with some students and a daughter.
Honza, Gio, Kristien and Lisa danced a duo part with him
, audience were moved deeply.
To upstream the delivery process is one of the deepest behind world for everybody, though the daily bodies forget it. But Life must resonante unavoidablly.
A thinker Yutaka Haniya said "Meditation in the womb" to see Hijikata's Butoh performance in the beginning of butoh history.
Yes, Hijkata, Ohno, also many subbodies including me have tried the journy to upstream the narrow tunnel of vagina to another world so many times in different ways. It is one of the recommended thing worth to do for reseaching who I am and what Life is for everybody.




Read more "School Journal"
 
 2013年5月21

3ソロと1デュオ



今月の毎週末の定例公演は、いくつかのコーボディパートと、
いくつかのソロまたはデュオの統合をこころみる。
こうして次第に舞踏祭に向けての踊りが12人で練り上げられていく。
いったいいくつの踊りが噴出するのかわからない。
おまけに去年卒業したアグは、デリークラスの生徒とともに
踊りを持って参加する。
古い生徒のポーランドのモニカも、今ヒマラヤの別の町で
インド人の若者とコラボレーションを進めていて、
舞踏祭に参加するという。
ヒマラヤの舞踏祭もじょじょに賑やかになってくる。



『共振塾ジャーナル」をもっと読む


 
 2013年5月20

自由・拘束・育成  ホンザとコーボディ



ホンザは彼の固有夢の世界を
自由・拘束・育成という序破急に展開してシェアした。
まだごく骨格だけだがじょじょに細分化していくという。
こうして毎日それぞれの世界のシェアが進んでいく。
6月の舞踏祭では12人で12の踊りを共創することになるだろう。
今までにない実験だ。
自我や自己を創造の共有の中でどう脱いでいくか。
どうすれば命の持つ無限の創造性を爆発させることができるか。
いままでやろうとして出来なかった実験がいよいよ
目の前で進んでいくスリリングな展開になってきた。
このために犠牲にしたものも多いが、
これだけは止めるわけにはいかなかったのだ。



『共振塾ジャーナル」をもっと読む


20 May 2013 

Freedom-Constriction-Nurture/ Honza and cobody

Honza shared his proto dream world and his life with others. It has Jo-Ha-Kyu. Jo: Freedom, Ha:Constriction, and Kyu: Nurture. Slowly we started sharing each other's world. We will co-create twelve pieces together as subbody-cobody, as One Life at the sixth Butoh Festival Himalaya. Finally we are finding a novel resonant way to open the infinite creativity of Life. This is the biggest experiment of the year at the first time of the school history. And maybe the first time of the history of butoh or dance creation.



Read more "School Journal"
 
 2013年5月18

多数変幻共振から透明なコーボディへ


先週から、自由共振劇場に一つの課題を課した。
1にも、2にも、3にも、……群れにも世界にもなること。
できるだけ何種類もの多数の数になること。
そして群から離れてサブボディを出すチャンスをいつも狙うこと。
コーボディとして序破急を生み出して、
展開していける感覚を磨いていこうとしている。
少なくとも一回は全員で静止し、一回は全員で動くこと。
蜜蜂の群れや、動く森や、石庭や陰気な空気になること。
少しずつ自由共振コーボディのボキャブラリーが多彩になっていく。
変幻自在なコーボディを育てるには時間がかかるが、
サブボディよりも育てがいがあるかもしれない。
内に50%、外に50%ひらく。精密に50:50を保つ。
――これが自己にも他者にも囚われない透明体の極意だ。
多数になる共振劇場は、
透明なサブボディ=コーボディに変成するという
共振塾始まって以来の課題にむかう。
自己にも他者にも、なにものにも囚われない透明体になることは、
踊りにとっての美の最終課題であることは間違いない。
生きていいる間に、この最終課題に生徒とともに
取り組むことができる日が来るとは思ってもみなかった。
想定外の僥倖だ。



『共振塾ジャーナル」をもっと読む


 
 2013年5月17

家族写真 アレシアとコーボディ.


先週から6月中旬からはじまる舞踏祭まで、
一ヶ月の創造月間が始まった。
今年の創造の特徴は、ひと月かけて徹底的に
12人の生徒それぞれがもっとも踊りたい世界をシェアすることである。
先週はすでにアンネリ、ホンザ、ハビエール、クリスチャン、ソルヴァイら半数の生徒が自分の命が踊りたい未知の世界へガイドし始めた。
その世界は見えないし、言葉で捉えることもほとんど難しい、
ただ生命共振によってのみ共有することのできる世界である。
背後世界ガム数にあるように、その共有のし仕方も無数にあるだろう。
ひと月かけてこの実験を深める。
4月に固有夢の世界へガイドしあい、
入り込みあった体験が基礎になっている。
これを深めることで、12人で12の踊りを共創するという
未曾有の実験が可能になっていくだろう。
すでに無限に豊かな創造性がほとばしりはじめた。
まずはアレシアのガイドした「家族写真」の第一回目の実験から
紹介しよう。
家族写真となって現れた踊り手たちが
静止画の中でじょじょに集合的な記憶を思い出し、
現し身からその世界に囚われ紛れ込んでいく。
面白い実験が始まった。

まさにこの実験は土方の『病める舞姫』から学んだ、
生命が不可視の世界と共振しているさまを踊るという
<未踏の舞踏>に導かれている。
そう、わたしたちは死者土方とさえ共創しているのだ。



 
 2013年5月15

ディナー ヒマラヤVer.


去年夏のスイスワークショップの最終日、
セバスチャンとアイナラは偶然同じダイニングテーブルで
食事をするシーンからはじまる踊りを創った。
フォーマルな食事風景からじょじょに奇妙な背後世界が
現れ出るという踊りだった。
その後、スイスの参加者たちはサングリアというグループを創り
盛んにパフォーマンスを行うようになった。
そのメインのピースの一つがこのディナーだ。
ドイツのリサもその公演に参加し続けた。
先週末、かれらはそのヒマラヤバージョンを踊った。
全生徒と観客も入って、共創した。
西洋人にとって、フォーマルな食事マナーに囚われた
ディナーの背後にどんな世界が隠されているかは
肌で知っているのだろう。
何も言わなくても観客たちもどんどん食事風景を壊し
隠された背後世界を暴きだしていった。
無言の生命共振が起こった。
ハビエールとホンザは、それぞれのサブボディ・コーボディ
を統合した。
とりわけはビエールは、吊り下げられたベッド、
漂う湯気、したたりリ落ち続ける雨などの装置を創り、
車椅子に乗ったホンザ、
ガスマスクをつけたエモン、セバスチャンと踊った。
ほぼフェスティバルレベルに近い完成度を見せてきた。
今週から全員が一ヶ月の創造月間に入る。
今年はひと月かけてそれぞれの背後世界をじっくりとシェアし、
互いに入り込み合い、全員がすべての踊りを共創するところまでいく。
去年まで囚われていた<個人的創造>という近代の妄想を脱ぎ捨てる。
生命の舞踏の創造は命が行う創造だ。
それは個人の所有物ではない。
優れた創造は直ちに生命に返し、シェアし、全生命の宝物になる。
生命の創造へ――これが今年から始まった革命である。




 
 
 2013年5月14

ハビエール、エモン、セバスチャン、ホンザ


ハビエールとホンザは、それぞれのサブボディ・コーボディ
を統合した。
とりわけはビエールは、吊り下げられたベッド、
漂う湯気、したたりリ落ち続ける雨などの装置を創り、
車椅子に乗ったホンザ、
ガスマスクをつけたエモン、セバスチャンと踊った。
ほぼフェスティバルレベルに近い完成度を見せてきた。
今週から全員が一ヶ月の創造月間に入る。
今年はひと月かけてそれぞれの背後世界をじっくりとシェアし、
互いに入り込み合い、全員がすべての踊りを共創するところまでいく。
去年まで囚われていた<個人的創造>という近代の妄想を脱ぎ捨てる。
生命の舞踏の創造は命が行う創造だ。
それは個人の所有物ではない。
優れた創造は直ちに生命に返し、シェアし、全生命の宝物になる。
生命の創造へ――これが今年から始まった革命である。




 
 2013年5月13

エモン、マリオン、セバスチャン


エモン、マリオン、セバスチャンノ3人は、
ビザの都合でこの日が最後になった。
3人とも、ソロを統合するとともに、
この日のほぼすべての踊りに出演した。
前日のチャトルロックガーデンから、踊り続けた。
驚くべき共振力がこの二ヶ月の間に養成されたのを見て驚いた。
彼らはヒマラヤで学んだことをジュネーブで待つサンガリアの
仲間たちと共有してくれるだろう。
また、9月に再開できることを祈っている。



 
 2013年5月11

ヒマラヤの巨石庭のノマド・リゾーム


最後になったエモンは、巨石に囲まれたゴミ焼却場を選んだ。
午前中は空だったが、夕方には集められた琉球松葉で いっぱいになっていた。
全員がそこで自由共振したが、見事なコーボディ序破急が生まれた。
二ヶ月やってきてようやくコーボディとして 序破急を共創できるからだに育ち上がってきた。
こればかりは、無限に変容するコーボディのなかに 身を投じることでしか身につかない。
わたしたちが模索しているのは、
誰かの司令によって動くヒエラルヒーでもなく、
デモクラシーの議論という名の情報戦争でもなく、
瞬間の生命共振だけで何とかやっていく、
エゴなき未来社会の人間関係のありかた、
まだないリゾクラシーの母型なのだ。




 
 2013年5月10

ヒマラヤの森のノマド・リゾーム


広大なチャトル・ロックガーデンで、何人かの生徒は川辺を選び、
別の生徒たちは森や花壇や丘の傾斜地を選んだ。
自分のからだの闇の布置と、現実の地形がなんとなく共振するのだ。
そして、他の生徒はその地形の中で出てくる
サブボディ・コーボディを踊る。
一になり、二になり、任意の数の群れになって踊る。
無限の共振力はこうして鍛えられていく。


 
 2013年5月

ヒマラヤ川辺のノマド・リゾーム


今週木曜日、近くのチャトル・ロックガーデンを訪れた。
生徒たちはそこで、自分のからだの闇の布置と共振する地形を見つけた。
この日参加した9人の生徒が見つけた9つの地形のすべてで
全員がそれぞれのサブボディ・コーボディを引き出して踊った。
こんな試みははじめてだが、この二ヶ月の間に出てきた
さまざまなサブボディ・コーボディを統合し直すにはよい機会だった。
疲れも知らず、次から次へと異なったサブボディ・コーボディが
ほとばしり出てきた。
ノマドリゾームとは、群れと個の間を自在に変容しながら、
ひとつの場所から異なる場所へどんどん動いていく
共振塾独特の踊り方だ。
まずは川辺のノマドリゾームからご紹介します。
これから、これらの多彩なサブボディ・コーボディを統合する
豊かな創造過程に入っていくことができる。
この二ヶ月間で生徒の共振力が加速度的に深まってきている。
これが今年の最大の成果だ。
共振力に注力したあまり、積み残している課題も多いが、
これはいつものことだ。
ことしは段階を踏まず、一気にもっとも重要なことからやっていく。
土方の『病める舞姫』の深淵の魅力に目が眩み、
わたしの中でそういう過激な革命が起こったのだ。



 
 2013年5月

鏡の裏・ ジオ


ジオは、ホールで短いソロを踊った。



 
 2013年5月

崖の木の上で・ カスカ


カスカは、共振塾の校庭の端の急峻な崖に生えている樹の上で踊った。
こういう特殊な空間と出会うことで出てくるサブボディもある。
わたしたちがこの地域のさまざまな場所で踊るのも、
そういう出会いを見つけるためでもある。
からだの闇の掘り方には限りがない。



 
 2013年5月

一に、ニに、三に……多数になる


多人数の自由即興をつまらなくさせる最大の無意識の盲点は、
一人ひとりの踊り手が自分だけに囚われて、
個や対の動きしかできないことである。
この欠点を克服するためには、常に一やニのみならず、
三にも、四にも、五にも、六にも、七にも、八にも、九にも
十にもなるチャンスを見つけ続けることである。
全員が一つの群れになれば、
ダイナミックな世界変容の嵐を引き起こせる。

この日はその最初の試みだった。
幾人かは多数になるチャンスを求めたが、幾人かは
自分に囚われ、そのタスクを忘れていたため、
三や、四や、五人までの展開は起こったが、
それ以上は起こらなかった。
まあ急ぐことはない。
今年一年かけて、自在な数に変容する
踊り手の融通無碍さを磨いていけばいい。


 
 2013年5月

双子の胎児と蛇と魔女とジーザス マリオン


マリオンは表題の通り5つの登場人物を紹介した。
カスカ、セバスチャン、クリスチャン、エモンがそれぞれの
人物になった。
展開は彼らだけでシェアされたのでわたしは知らない。

[Characters]

Twin Fetus
A snake
A witch
Jesus

これもまた、世界共創の一つの仕方である。
ことしは生徒とともにこの<振付家なき世界共創>
の可能性を無限に掘り下げていこう。


5 May 2013 


Twin Fetus/ Marion


Marion inveited some people into her dream.
[Characters]

A twin fetus
A snake,
A witch
Jesus

Kaska, Sebastien, Kriesten and Aymon took these characters.
About the developement, only they shared it, then we didn't know.
This is also a variation of co-creation. We can find it infinitely.
It will connect to the finding of co-creation of the unknown order of the world in future.




Read more "School Journal"

 
 2013年5月4日

不分明な世界を共創する エモン


エモンは、彼の不分明な原生夢の世界を共創する
方法を深化させてきた。
彼の夢にははっきりした筋書きも展開もない。
ただ、いくつかの登場人物と、世界像の変容があるだけだ。

ただそれを次のように紹介し、自由に共振してくれという。
先週の金曜日はその3回めの試みになった。
みんなも慣れてきて、どんどんキャラクターを発展させ、
意外な展開を共創した。
そうだ、これは長年探求してきた
<振付家なき創造>の方法のひとつだといえる。
わたしは踊りの創造の世界に、振付家などという
特権的な人種が存在することを、前時代の遺物だと思ってきた。
だが、去年まではそれを突破する確実な方法が
見つかっていなかった。
だが、今年のこれまでの実験で、その方法が見つかりだした。
静かな革命が始まった。
生徒たちは未来の未知の秩序を創造する方法を
見つけ出そうとしている。
これまで越えられなかったのは、
世界と自我の処理のしかたにおける、
ほんの紙一重の差異だったのだ。
各自の固有の深層クオリア、踊りの血液を通す作業と、
土方の『静かな家』、『病める舞姫』の世界を往還しながら、
今年はこの実験をさらに多彩に深めていこう。


[Characters]

A storm of qualia that takes forms
A boy afraid of violence
A greedy princess
A man with evil intention
A fetus
Dead spirits

[World Qualia]

Sudden change of dimension
Danger
Chaotic situation
Broken treasure
Lonliness


[Developement]

Jumping wild
Stone Garden