Mille Plateaux 57
Cissy
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ヒドゥンスキン ・ シシー

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I am starting at a blank paper; has to express in words what has happened in the course of two months? I guess I didn't really know what Butoh was when I entered, only had a vague image about this 'Dance of Darkness.'

What a shock! Something didn't want to be confronted with all this 'stuff' that came up in the process. What a roller-coaster ride of ups n downs, joy and sadness, discomfort and bliss. A bumpy ride that started like a locomotive and entered into a climax: Jo ... Haaaaa - Kyuuuu!

I honestly regret to leave the school, my co'buddies', the process, and Lee, now that I feel I've just found the amazing treasure - at least a glimpse - of exploring the unknown depths of my personality.

The process has not finished here though, maybe it has only just started, there is a lot to digest and I am very curious to see how these two massively intensive months will influence the rest of my life.

I have no idea where life will take me, but will have a conversation with God to guide me back to Sub-body school next year!

Thanks Lee (and Ramesh, Pitar & Bablu) for all your love and care,

Watashi-wa Anata-o Aiste-mas ...

Cissy
2008年6月10日

ヒドゥンスキンに世界が封印されている

シシーはインドネシア出身のオランダ人だ。
インドネシアは長くオランダの植民地だった。
シシーの浅黒い肌には解きがたい無数のクオリアが錯綜している。
シシーは半ばそれに気づきながら解く放つことができずに長年悩んでいたという。
最後のパフォーマンスでシシーはそれに挑戦した。
シシーは裸体を無数の透明なレイヤー(層)でぐるぐる巻きにしたからだ踊り始めた。
一枚一枚レイヤーを脱ぎ去っていく。
石の上で凍り付いていたコーボディたちはシシーの動きに呼応して、少しずつ解き放たれた情動をからだに噴き出し始める。
最後のレイヤーを破り捨てて裸になったとき、コーボディたちがシシーの肌を棒で突き刺すように襲い掛かっていった。
それはまるで、アジア人のシシーに、ヨーロッパが無慈悲に襲い掛かるかのように見えた。
シシーの秘められた肌に長年封印されていた世界イメージが噴出するような出来事だった。
ヒドゥンスキンには世界=自己像が折りたたまれているのだ。
シシーはヒドゥンスキンで踊ることで世界イメージに対して踊った。
襲い掛かる世界に対してシシーは悲痛な声でノーと叫ぶだけで、何一つ抵抗できないまま水底に沈んで死んだ。
胸を打つラストシーンだった。棒を持って強いs−に襲い掛かっていた他の生徒もとっていたカメラマンもみな泣いた。
私の鬼のように乾いた目も気がつくと濡れていた。
シシーの渾身の踊りは、周りのものみんなのサブボディに瞬間的に伝染して揺り動かした。
踊りの世界ではときどきこういうことが起こる。
踊りが世界=自己チャンネルの<急>にいたると、<序破急>を成就させることができる。
たった二ヶ月の生徒がここまで持ってきたのは、はじめてのことだ。
シシーよ、このサブボディを踊り続けよ。
踊り続けることでまだまだ未解明の謎が少しずつ解けてくる。
そのすべてを受け取ることがサブボディのプロセスを最後までたどることだ。
優に十年はかかる。だが、いくら時間がかかろうとこれはたどるに値するプロセスだ。
それは自己とは何か、世界とは何か、そして命とはなにかという謎がすべて詰まっているもっとも貴重な闇だからだ。