Subbody method illusration guide 1


Back Next


1 自全――クオリアの海

はじめにタオがあった。
そこではすべてがただ非二元かつ
多次元に共振しているだけだった。
人間も胎児のときは完璧なタオだった。
内外、心身、自他、類個の区別はなかった。
ただ、自全(自分の全体)と世全(世界の全体)が混融しつつ共振していた。
母の胎内でクオリアの海にたゆたいながら
世界と自分が共振しているさまに一心に耳をそばだて聴き入っていた。
わたし達がまだ自分を人間だなどと知らない頃だ。
さまざまなほかの生き物のクオリアの夢を見ていただろう。
その胎児の見ていた夢=胎像流が
サブボディ=下意識のからだの起源である。
この世に人間として生まれてからも、わたしたちはからだの闇で、
クオリアの海の原理によって思考している。

サブボディ世界は意識よりはるかに起源が古い。
40億年前に単細胞生命として発生した原初生命から
群体細胞、そして多彩な多細胞生物として変化してきた
すべての生命形態をわたしたちは胎内時代に追経験する。
わたしたちのからだを構成する60兆の細胞は、
この40億年間の生命記憶を遺伝子に記憶している。
ときに応じてその叡智が発揮されることでわれわれは
生きることができている。

その生命の叡智に耳を澄ますことが、
サブボディ世界への坑道の坑口だ。
からだの闇から、時折ふと出てくる
サブボディの動きや体感を通じてわたしたちは
その全貌に触れることができる。

この世界を旅するには、思考を捨て、意識を止め、
自分が人間であるという思い上がりを消して、
ただ透明に生命に聴く態度だけが必要だ。


| イラストガイドトップ | サブボディ共振塾 ホームページ |