底丹田歩行


底丹田の歩行

灰柱が重くなる。気がつけば地下5メートルぐらいに自分の重心がある。それを引きずって歩かなければならないから重くなったのだ。ひざを曲げず、地底の重量を引きずって歩く。地下には出てきたくても出てくることのできない、無念のサブボディが埋まっている。かれらのすべてと共に歩く。からだが左右に揺れないよう、足運びを工夫する。静かな山が前進するように歩む。


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