探体法6−3 口腔・眼腔から変成する

口腔変容

口腔が三元方向にゆがみ、変形を受ける。
誰がそう変形しているのか分からない。
顔が歪むに連れて、眠っていた情動や感情の封印が解けて蠢きだす。
関係像のチャンネルも連動する。
体腔も口腔も鼻腔も眼腔もつながっている。
情動と関係像と世界像=自己像はひとつにつながっている。
それらをがぎつぎと開き、変容するに任せる。
ついには自分全体を自在に変幻する技術が身につく。

眼腔変容

眼のくぼみがなにかの力によって変形を受ける。
情けないことだが仕方がない。
それにしたがっているうちに、変な自分が出てくる。
そいつを受け入れ楽しむ。

体腔音像変容

体腔三元口腔三元に連れて、体腔の奥から
自然に息と共に出てくる体腔音を開く。
人間の声ではない。いのちが勝手に出す声を聴く。
からだの中を自在な体腔音像が流れるに任せる。
音像がいざなってくれる独特の世界に誘われ出る。

体腔音情変容

口腔三元や体腔音三元には、必然的に情動が連動する。
情動や感情のうねりが伴ってくればそれに従う。
感情の変容は関係像の変容、世界像ー自己像の変容に必然的につながる。
起こることすべてを受け入れ楽しめばよい。

関係像・世界像=自己像変容

動きのチャンネルから、他のチャンネルへの変容が起こればそれに従う。
とんでもない予期せぬ出来事がどんどん起こりだす。
目が凹み、声が押しつぶされ、胃袋が誰かにつかみ出される。
地面が褶曲をはじめ、脳みそがかき回される。
いつのまにか深海底流を漂っている。
気圧がどんどん重くなる。
からだの一部が壊れる。
壊れたパーツが気化して逃げていく。
どこか異次元で凝集して転生する。

からだの深部に、影やnot-meとして長年封印されていた異貌体が顔を出す。
時には他の存在のクオリアに共振する憑依体が現れるかも知れない。
なにが起こっても、生命が内外のクオリアと共振していると理解すれば
なにひとつ不思議なことも怖いこともない。
起こることすべてを受け入れればよい。
世間に流通している時代遅れの元型や共同幻想で了解することは避けたほうが良い。
そんな観念は起こっていることを不透明にするだけだ。

やがて自分にとって避けられない課題に直面するまで続ける。
たとえばアニマ、たとえばアニムス。
たとえば瀕死、たとえば烈火。
それを踊るしかないときがくればそれに従う。

前にも書いたが、この練習は、自全と世全(世界全体)の旅の中で
どんな奇妙な異貌の自己に出会っても受け入れられる心身の準備ができてから行う。

(この探体法は以下の調体法・探体法と切れ目なくつながっている。)

→体腔三元

→口腔三元

→八覚リゾーミング 


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