| 探体法6−2 体腔から変成する |
手足の表面的な動きではなく、 からだの深層から変成するサブボディ舞踏の極意とはなにか。 第一に、人間という思い込みを脱ぎ去ることだ。 第二に、人間という型に囚われている日常のからだを脱ぐことだ。 仙腸関節、胸鎖関節、四肢の第四関節など隠された関節を 開き、三次元方向に自在に動けるようになることが まず、物理的に要求される。これが身についてはじめて、 次の「体腔から変成する」段階に進むことができる。 第三は、ここで述べる「体腔から変成する」技術を身につけることである。 うわべの動きではなく、からだの深部から別の存在に変成するサブボディ舞踏は、 ここから始まるといってよい。 以下の体腔三元・口腔三元は調体法の項目ですでに述べたことだが 練習の便宜のために再掲し、体腔三元から体腔変容へのきれめのない道筋を述べる。 体腔三元変容 体腔を球体としてイメージする。 その球体の各部位を任意に膨らませたり、縮めたりできる からだの技法を身につけることからはじめる。 膨張・収縮ができるようになれば、自在に質や速度を変えていく。 さらにさまざまなチャンネルが開いてくればそれに従う。 どこからどんな異次元が開畳してくるか 自分でも予断のできないからだにまで変成する。 体腔水平三元変容 小周天ゆらぎから始める。 地球で言えばからだの前後を通る、 北極と南極を結ぶ円周に沿って、体腔の一部を膨らませていく。 尾骨から背下、背中、背上、首、上胸、胸、腹、体底まで、 膨らむ部位を徐々に移動させる。 一周すれば、つぎは体腔の一部を凹ませ、その部位を同様に移動させていく。 さらにそれを床面に描いた水平時計三元の方向に順次移動させていく。 移動の仕方は下記のリンクを参照のこと。 →時計ゆらぎ 体腔矢状三元変容 同様にからだの左右の側線を通る円周に沿って、 体腔の一部を膨らませつつ移動し、縮ませつつ移動する。 その膨縮の移動経路を矢状次元の時計に沿って傾けていく。 回す方向は下記のリンクを参照のこと。 →三元八方ゆらぎ 体腔戸板三元変容 体腔を前後に分かつ戸板面の時計に沿って、体腔の一部を膨らませつつ移動し、 縮めつつ移動する。 時計方向への回し方は、上記三元八方ゆらぎを参照のこと。 体腔ランダム変容 体腔の一部が何かの事情によってランダムに膨らんだり、 押し込まれて凹んだりする体感に自在に従って動く。 からだ全体がアメーバか、アメフラシのような 軟体動物か腔腸動物に変成していく。 これができるようになると、からだが勝手に 自分の好きな原生的生命イメージに従って変成していく。 外界との間に関係や世界像の変容が起こればそれに従う。 それに従うだけで、自分独自の原生体に出会うことができる。 わたし達は60兆個の細胞からなるが、60兆の細胞にはすべて 40億年間の生命の歴史のなかで刻み込まれた原生的クオリアが 生命記憶として刻み込まれている。 それをそっと解放してやればいい。 原生体への変成とは からだの細胞が見る夢にからだを預けることだ。 →口腔・眼腔から変成する →原生クオリアを探る →八覚リゾーミング |