調体法5 脊椎微細三元

1.仙骨、腰椎、胸椎、頚椎、頭、あご、口腔、目などからだの各部だけで、水平、矢状、戸板の三次元方向に、微細にゆらぐ。

2.仙骨だけを三次元方向にゆるがせる。水平次元の場合、床面に水平の大きな時計を想定し、12時方向(前正面)から、1時、2時、3時(右横)、4時、5時、6時(後ろ)、……と一周する。続いて、矢状面の時計、戸板面の時計にそってゆらぐ。

3.下部から、頭部まで、1に述べた各部を微細三元時計方向にゆらぐ。
ここまでは、次のリゾームの動きをするためのツリー的な幾何学的三次元に沿った準備運動である。

4.からだの各部を微細に各次元方向に動かせるようになると、いよいよ各部をランダムにゆらがせる練習に入ることができる。背骨の一本一本をさまざまな方向に、さまざまな速度、サイズ、リズムで微細に動かす。

5.そして、ときどき流動的なゾルから、硬化していくゲルへ転換し、そのブロックによって生まれるクオリアに聴き入る。すべての脊椎には成育史のなかで体験した異なるクオリアの記憶が折り畳まれている。とりわけ、背骨と背骨を押し付けあう緊縮位置でゲル化すると、すべての背骨に刷り込まれた不快な硬結やくぐもりのクオリアを呼び出し味わうことができる。その人の無意識の癖や、仕事の習慣、思考の癖などによってもくぐもりが染み込んでいる。

6.一人ひとり、取り出した、背骨のどこかの硬結やくぐもりからでてくるサブボディや、サブキャラクターの動きを見せ合いシェアしあう。自分ひとりでは、しんどくてなかなかできる練習ではないが、みんなでやれば、ああ、ほかの人にも人それぞれのブロックやくぐもりがあるのだという発見の新鮮さにも引かれて、多少の不快感は苦にせず、くぐもりからとびたつサブボディを見つけ出していけるものだ。

 

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