| 調体法 体腔三元 |
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体腔三元 体腔を球体としてイメージする。 その球体の各部位を任意に膨らませたり、縮めたりできる からだの技法を身につけることからはじめる。 説明が煩瑣な数学的記述になるのは勘弁してほしい。 人間の日常体の癖から解き解くには、 あらゆる方位を等価にあつかうことができなければならない。 前や上は、日常体の世界では後ろや下に比べて価値とされているからだ。 だがそんなものは真っ赤な共同幻想にすぎない。 体腔水平三元 小周天ゆらぎから始める。 地球で言えばからだの前後を通る、 北極と南極を結ぶ円周に沿って、体腔の一部を膨らませていく。 尾骨から背下、背中、背上、首、上胸、胸、腹、体底まで、 膨らむ部位を徐々に移動させる。 一周すれば、つぎは体腔の一部を凹ませ、その部位を同様に移動させていく。 さらにそれを床面に描いた水平面の時計方向に順次移動させていく。 移動の仕方は下記のリンクを参照のこと。 →時計ゆらぎ 体腔矢状三元 同様にからだの左右の側線を通る円周に沿って、 体腔の一部を膨らませつつ移動し、縮ませつつ移動する。 その膨縮の移動経路を矢状次元の時計に沿って傾けていく。 回す方向は下記のリンクを参照のこと。 →三元八方ゆらぎ 体腔戸板三元 体腔を前後に分かつ戸板面の時計に沿って、体腔の一部を膨らませつつ移動し、 縮めつつ移動する。 時計方向への回し方は、上記三元八方ゆらぎを参照のこと。 頭が混乱すれば、次のランダム三元へ進めばよい。 もとよりここは数学の教室ではなく、 下記のランダムな動きに解放するための場所だから。 体腔ランダム三元 体腔の一部が何かの事情によってランダムに膨らんだり、 押し込まれて凹んだりする体感に自在に従って動く。 からだ全体がアメーバか、アメフラシのような 軟体動物か腔腸動物に変成していく。 さらには外界からなにかの力で体腔が変形させられる。 それに従って動く。 波に海底を転がされて動く。 押し潰されかけたり、引きちぎられかけたりの眼にあう。 体腔ごと動かされるクオリアで動かされるのは、 原始生命のあり方にすこし近づくことになる。 生命ははそうして嵐も噴火も氷河期も乗り切ってきたのだ。 この練習を続けていくと、生命とはなにかが少しずつからだに染み込んでくる。 これまで自分がそれをとんでもなく誤解していたことにも気づく。 「人間」という概念や、自我や意識が、 生命からわたし達をどれだけ遠ざけて来たか、 身をもって思い知らされる。 (この練習は、下記の調体・探体法と分かちがたくつながっている。) →口腔三元 →体腔から変成する →口腔・眼腔から変成する →原生クオリアを探る |