調体法1 静寂体になる

座位あるいは立位で、最小呼吸をしながら、
もっとも静かなからだ(静寂体)になる。


そして、からだ(脳心身すべてをさしてこう呼ぶ)
に起こるクオリアゆらぎに耳を澄ます。

どこまで微細に、クオリアのゆらぎを聴き分けられるか、
その違いを味わうことができるか、
ただただそれに聴き入っていく。

やることはそれだけである。
言葉にも動きにもしない。
ただからだで咸じる。

からだのフィジカルな動きを最小にする。
どんなに静止しようとしても
生体はいつも微細にゆらいでいる。
フィジカルな動きを止めても
クオリアがゆらいでいる
クオリア止めても
生命がゆらいでいる

その極限の静寂体になったとき
フィジカルなゆらぎなのか、
クオリアのゆらぎなのかの
区別がつかなくなる帯域が現れる。

ただ生きているというクオリアから、
現在の私たちが感じている多くのチャンネルのクオリアに
分化してきた生命40億年の歴史の中でもっとも古いのが、
体感チャンネルから体動チャンネルが分化していくプロセスだ。

からだで感じていることと、からだの動きを感じることの、
微妙な間(あわい)のクオリアを味わう。
これは体感流と体動流のあわいに耳を澄ますことだ。

そしてからだを動かすことと、からだを動かすイメージをいだくことの
微妙な間(あわい)のクオリアを味わう。
これは体動流と、体像流のあわいに耳を澄ますことになる。

ごくごく微細な差異だが、
根本的に違うものであることをからだで納得できるまで聴き入る。

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